4月11日(日)、F4スケール審査員講習会が尾島スカイポートにおいて開催されました。 審査員講習会は、様々な実機のスケール機について公平かつ公正な審査を行うという大変難しい審査スキルの維持向上のため、審査員の方々に 受講が義務付けられている講習会です。この講習会は、審査員だけでなくスケール競技に選手として参加しようとする一般スケール・ファンにも 参加することができ、スケール競技の規則について正確な知識普及のための良い機会となっており、スケール競技に興味のある方の参加を歓迎しています。 講習会は、先ずF4競技規定書についての講義で始まります。そこでは実際の審査において特に留意すべき箇所に力点を置きつつ全体をおさらいし、 新たに改定された条項についても解説します。 また、今回初めてスケール委員会が作成したF4規定書の簡略版規定書が紹介され、これにより従来から読みにく理解しずらいいと敬遠されがちであった 規定書がスケール・ファンの間で少しでも理解が進めばと願っています。 午後はスカイポートの飛行場でスケールスコードロン会員の模擬飛行演技を見ながら受講者の皆さんが実際に飛行審査を行った上で講師の審査の要点の解説、 質疑応答が行われました。飛行審査への理解も深めていただけたと考えています。 今回はコロナ禍のため生涯学習センターの部屋がお借りできなかったので、競技規定書の講義もスカイポートの青空の下で行われましたが、 幸い天候にも恵まれ、有意義な講習会になったのではと思っています。 また講習会終了後は、いつものとおり自由飛行会となり、参加者の皆さんがそれぞれ思い思いのスケール機の飛行を楽しまれました。 それでは当日の模様をご覧ください。 |
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今日は審査員講習会ですが、皆さんがスケール機を並べる朝の風景は普段の飛行会と変わりません。
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密本氏のF4Fを囲んで談義が弾んでいるようです。
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講習会のためテーブルをアルコール消毒する池田氏です。
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講習会冒頭、池田氏が簡略版F4規定を紹介しています。 | |
鈴木スケール委員長の講義です。 | ドキュメンテーションの作成に当たっては資料集めが大切です。 |
受講者の皆さんが熱心に聞いています。 | |
次に飛行審査の実習講習が始まります。受講者の皆さんが採点シートに氏名等を記入しています。 | |
模擬飛行の1番機として佐藤氏の4式戦疾風が離陸します。 | 演技開始高度まで上昇します。 |
飛行演技中の4式戦です。 | |
飛行演技終了後、各人の審査の結果を検証します。 | |
模擬飛行の2番機として池田(勝)氏の99式艦爆11型が離陸開始です。 | |
ロール演技中の99式艦爆です。 | 艦爆らしいゆったりとした演技です。 |
操縦する池田氏と助手の塙氏です。(右手上空に豆粒のように見えるのが99艦爆です。分かりますか?) | |
同じ99艦爆でもこちらは22型。塙氏が模擬飛行のため離陸させています。 | |
飛行演技中の艦爆です。 | 降下ぎみの旋回をしています。 |
復航へ。 | 旋回から---。 |
水平飛行中の艦爆です。 | |
模擬飛行を終えて審査員席前で接地しようとする艦爆です。 | |
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模擬飛行はまだまだ続きます。今度は福島氏のピッツスペシャルです。 | |
上昇して行きます。 | 軽快に離陸するピッツです。 |
元気に飛行演技をアッピールしています。 | |
すべての模擬飛行と飛行審査の実習が終わり、鈴木氏が審査に当たって留意すべき点など説明しています。 | |
講師の説明に耳を傾ける受講者の皆さんです。 | |
池田(勝)氏のワコが元気よく大空に---。 | 講習会が終了しましたので後はスケール機の自由飛行です。 |
ワコの飛行です。 | |
こちらは日本機3機のそろい踏み。 | 高島氏がDC3(輸送機だからC47)を飛ばそうとしています。 |
大澤氏の雷電。むかし懐かしい丸鷹のキットから作られたとのことです。 | |
上田氏がセスナの飛行を終えて帰ってきました。 | 樋口氏のP51ムスタング・レーサーが離陸に向かいます。 |
翼を休める永島氏のゼロ戦です | 荻原氏のエアロスバルとクリップドウイング・カブです。 |
4月の審査員講習会のレポート、最後まで見ていただきありがとうございました。 | |
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