10月18日(日)、F4スケール・スポーツマンクラス関東地区大会が、尾島スカイポートにおいて開催されました。 当日は、前日までの雨もあがり、時折雲が垂れ込めましたが風は穏やかでスケール競技を行ううえでは良い気象条件に恵まれた一日となりました。 15名の方々が選手として参加され熱い戦いを繰り広げました。 スポーツマンクラス競技はスケール競技でありながら、静止審査を省略して完成機やARF機のように自身で製作した機体でなくても参加できる大変オープンな 競技です。参加選手の皆さんは午前午後にわたる2ラウンドの競技で熱い戦いを繰り広げられ、また、最後の表彰式終了まで午後5時を少し回る 長時間お付き合いいただきお疲れ様でした。また、新型コロナ対策としてマスクの着用など注意を払いながらも同じスケール競技を楽しむ仲間として お互いの交流・親睦をはかることも出来て競技会の楽しさを満喫されたことと思います。 今回は、F4規則どおり離着陸および8つの選択飛行演技で競うベテランクラス(Aクラス)と離着陸および5つの選択飛行演技で競うビギナークラス (Bクラス)に分けて競技を行いましたが、同じスポーツマンクラス競技であることに変わりはなく、このレポートではクラスの区別なく選手の皆さんの奮闘ぶりを ご覧いただけるよう配慮したつもりです。 それでは当日の模様をご覧ください。 |
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朝から空は晴れ渡り初雪を被った赤城の山もくっきりと見えます。
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先ずは飛行場の整備。草刈りをする寺門氏です。
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樋口氏がこのところの雨でできた水溜りをかき出しています。
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参加者の皆さんが競技で飛行させる機体の組み立てを行っています。 | |
皆さんにうどんなどの温かい食べ物をと準備中の中島氏と密本夫人です。 | 牧氏と少年飛行士も来ています。 |
こちらでは参加選手の受付や連絡事項の放送などを行うブースの設営が出来つつあります。 | |
受付が始まります。 | コロナ感染防止のため体温測定器もあります。 |
連盟からの入賞メダルも並べられました。このメダル獲得を目指して競技が始まります。 | |
朝のミーティングが始まりました。 | 鈴木スケール委員長の挨拶です。 |
選手、スタッフが共に競技の進め方などについて確認します。 | |
競技参加機もならべ皆で集合写真を撮りました。 | |
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審査員が見守る中、浅賀氏のP51マスタングが離陸しました。 | 演技飛行を行っている浅賀氏です。 |
上昇して行きます。 | 演技飛行中のマスタングです。。 |
着陸のため滑走路に向かって降下しているところです。 | |
第1ラウンドの飛行演技を終え、やったぜ!ポーズの浅賀氏です。 | |
ARFの機体にウエザリングなどを施し実機感を盛り上げた池田(勝)氏の99式艦爆11型です。 | |
離陸を開始しました。 | 加速しています。 |
360度降下旋回を終了したところでしょうか。 | |
低い高度で通過する99艦爆です。 | |
縦もの曲技飛行です。 | 飛行演技を終え池田氏のもとに戻ってきました |
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佐藤氏がテイクオフのコールをするところです。 | 4式戦疾風が離陸を開始しました。 |
上空を通過する疾風です。 | 次の演技のためコースをとって飛行中です。 |
疾風のパワフルな飛行です。 | |
演技を終え帰還したところです。 | |
何時も素晴らしい写真を撮っていただいている永島氏、今回は選手としても腕前を発揮されました。 | |
萩原氏を助手にチップマンク練習機で離陸します。 | 軽快に上昇に移ります。 |
普段通りの危なげない着陸です。 | 萩原氏とともにチップマンクを回収する永島氏です。 |
飛行を終え満足の笑顔です。 | |
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星野氏が零戦をスタートさせるところです。 | 操縦する星野氏と助手の石田氏です。 |
零戦が演技を開始しました。 | グッと上昇に移って----。 |
脚を出して最後の演技着陸へと向かいます。 | |
無事帰還しました。 | |
青山氏が烈風を離陸させようとしています。 | 滑走路を離れて上昇に移っています。 |
更に上空へ----。 | |
上空での演技中の烈風戦闘機です。 | 期待された零戦の後継機ですが実戦には間に合いませんでした。 |
安定した着陸です。 | |
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萩原氏がパイパー・カブのエンジンを掛けようとしています。 | 助手の佐藤氏が離陸スタート位置でカブをホールドして待っています。 |
軽快な飛行です。 | |
曲技仕様のカブですから曲技も得意です。 | 降下飛行からの引き起こしです。 |
少し傾きましたが無事着陸です。 | |
飯田氏の零戦を大澤氏がホールドしています。 | 大澤氏の手を離れて離陸開始しました。 |
巡航速度で飛び去る零戦です。 | ロール演技でしょうか。 |
飛行中の零戦の雄姿です。 | |
演技を終えて無事帰還です。 | |
石田氏のセスナ182スカイレーンの出番が近づいてきました。 | スカイレーンが離陸開始です。 |
少しガスが掛かっていて視界が悪いので前照灯を付けての飛行です。 | |
セスナは曲技飛行もある程度できます。 | 飛行演技はまだ続きます。 |
無事帰還したスカイレーンをピットに戻す石田氏です。 | |
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先のF4世界選に参加し好成績を収められた塙氏も自作の99式艦爆22型で参加されました。 | |
離陸を開始します。 | 加速して行きます。 |
飛行演技で上空を通過します。 | 99式艦爆は運動性の良い飛行機なのでループも可能です。 |
飛行演技を終えて滑走路にタッチダウンします。 | 飛行終了です。 |
ラジ技のカメラにポーズをとる塙氏と99艦爆です。 | |
ピットに引き上げます。アップで見ると工作精度の素晴らしさが良く分かります。 | |
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中條氏がカーチスP40を飛行させます。 | 離陸しました。 |
上空を爆音とともに通過します。 | |
大空にループを描きます。 | フラップも下げて着陸体勢に入っています。 |
きれいに着陸したP40です。機首の鮫ノ口のマークが良いですね。 | |
福島氏がP47サンダーボルトの胴体を飛行場に運び込んでいます。SQ飛行会でもすっかりお馴染みの機体ですね。 | |
助手の池田氏が離陸のコールをしています。 | 離陸のための助走開始です。 |
ボリュームのある機体が大空を駆け巡ります。 | 演技中のサンダーボルトです。 |
きれいな着陸です。 | |
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清水氏のニューポール17の飛行雄姿です。大きくて存在感があります。 | |
実機ニューポールの曲技性能を彷彿とさせる演技飛行です。 | 演技中のニューポールです。 |
審査員や観衆の見守る中着陸したところです。 | |
飛行後助手の浅賀氏と言葉を交わす清水氏です。 | |
山路氏が1式戦闘機隼のエンジンの調子を確認しています。 | 隼が助手の中條氏の手を離れ離陸開始です。 |
徐々に滑走速度を上げているところです。 | |
隼が曲技演技を軽快に行っています。 | スリムな隼のプロフィールです。 |
着陸姿勢に入った隼です。 | |
高橋氏の隼です。本番前のチェックをしてエンジン始動準備完了です。 | 隼を操縦する高橋氏と助手の中條氏です。 |
飛行中の隼です。山路氏の隼とはスピンナーの色が違います。 | |
きれいに着地しました。 | 速度を緩めてラウンド終了です。 |
ピットまで隼を押して行く高橋氏です。お疲れ様でした。 | |
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いよいよ本日の競技の結果が掲示されました。皆さんご自分の成績や如何と注目しています。 | |
これからは表彰式です。先ずは鈴木スケール委員長から参加各位の協力に感謝とともに挨拶がありました。 | |
寺門安全委員から大会は安全対策が守られ事故だった旨報告がありました。 | 次いで松本陪審員から競技が規則に則り行われ大会成立が宣言されました。 |
先ずはBクラスから、3位の石田氏に賞状とメダルの授与です。 | 2位の山路氏に賞状とメダルの授与です。 |
1位の永島氏に賞状とメダルの授与です。 | |
次にAクラスです。3位の池田(勝)氏に賞状とメダルの授与です | 2位の中條氏に賞状とメダルの授与です。 |
1位の塙氏に賞状とメダルの授与です。 | |
次にベスト・スタティック賞。Aクラスでは佐藤氏が賞状と燃料缶をゲットしました。 | Bクラスでは飯田氏が賞状と燃料缶をゲットしました。 |
次いで努力賞。Aクラスでは福島氏が賞状と燃料缶をゲットしました。 | Bクラスでは高橋氏が賞状と燃料缶をゲットしました。 |
素晴らしい景品をくじで当てた方も-----。芝山氏です。 | 永島氏も大きな箱ですね。 |
審査員を代表して池田(敬)氏から競技の総評がありました。 | 優勝した塙氏から飛行演技で得点を伸ばすコツについて話されました。 |
Aクラス入賞の皆さん、左から2位中條氏、1位塙氏、3位池田(勝)氏です。 | |
Bクラス入賞の皆さん、左から2位山路氏、1位永島氏、3位石田氏です。 | |
残照が雲間から漏れて輝いているものの辺りはほの暗くなってきました。また、尾島でお会いしましょう。 | |
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