4月30日 F4スケール審査員講習会

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          4月30日(月)、F4スケール審査員講習会が太田市尾島行政センターおよび尾島スカイポートにおいて開催されました。

           審査員講習会は、審査員および審査員資格を取得しようとする方、それにスケールフライト・インストラクターの方には受講することが必須の条件になっており、
         また、スケール競技に選手として参加しようとしている方々にも静止と飛行の両面にわたるスケール審査の実際を知ることの出来る有益な機会となっています。
           会場となった尾島行政センター会議室は出席者で満席となり、この講習会の意義が多くの皆様に理解されてきていると考えられます。

           講習会では、先ず鈴木委員長から今年スイスで開催されるFAI総会で議題となる2018年規定改訂案のうちF4関係改訂案の内容について説明があり、
         続いて鈴木委員長、池田講師、立川講師等から現行の2017年版F4競技規定書に沿って規定全体にわたり審査する側からの要所を抑えた説明がなされました。
           更に、新しいF4Kスケール・ヘリコプター競技の飛行審査規定について、R/Cヘリコプター委員の石川講師から詳しい説明があり、その中で
         若干の不明確な規定文言についても指摘がありました。この点については、総会に出席する予定の鈴木委員長より修正を働きかける旨の発言がありました。
           講習会では参加者からも理解の確認や意見も発言され、短い時間に密度の高い講習となったと思います。

           午後の講習は、場所を尾島スカイポートに移し、先ず、石川講師がF4K規定に定められている演技種目のうち主な種目をデモフライトされ、その流麗かつ正確な
         飛行は見守る講習参加者やその場に居合わせたスコードロン・メンバーを完全に魅了し、まさにこの日の圧巻でした。その後、高林氏、福島氏、塙氏によって行われた
         F4飛行演技フライトを題材に講習参加者の皆さんが飛行審査を実際に体験しました。
           これで講習会のプログラムは終了しましたが、その後も技術の技量検定が希望者に対して行われ、いやまったく中身のいっぱい詰まった1日でした。

      それでは当日の模様をご覧ください。

       

朝9時、審査員講習会の始まりです。会議室は受講者でいっぱいになりました。

鈴木委員長、池田講師がパワーポイントを使ってF4競技規定全般にわたって講義をしています。

立川講師も複雑な規定の講義を分担しています。
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正解はどれでしょう。分かった人は手を挙げてくださ〜い。
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 池田講師が説明を加えています。

R/Cヘリコプター委員の石川講師がF4Kスケールヘリコプター競技規定について講義をしています。

スケールヘリの飛行演技についてホワイトボードに図解をするなど大変解りやすい説明です。
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石川講師のF4K飛行演技のデモフライトが始まります。コーラーは高島氏が努めます。
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 ヘリパッドから垂直に緩やかに上昇していきます。

機体はベル430型と言うヘリコプターのスケール機です。

演技は終始安定感のあるゆっくりとしたスピードで行われ、すばらしい実機感のある飛行です。

大勢の講習受講者が見つめる中をベル430が演技を終えてヘリパッドに帰還しました。すばらしいデモ飛行有難うございました。

石川講師がスケールらしいヘリコプター操縦のポイントについて説明をしています。

受講者からの質問についても丁寧に答えておられました。

次は有志の方の飛行演技を見ながら受講者が実際に審査を行う模擬審査講習です。演技飛行の一番手は高林氏です。

送信機を握る高林氏の後方で受講者の皆さんが模擬飛行審査をしています。

続いて福島氏がサンダーボルトで飛行演技を行います。
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戦闘機らしく豪快な飛行です。
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ロール系の演技でしょうか。

派手なカラーリングが曇り空でも良く見えます。

模擬審査員の見守る中きれいに着陸です。

模擬飛行の最後は塙氏の紫電改です。

きれいに離陸を開始した紫電改です。

上空を通過します。
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  フラップを降ろして着陸しました。
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飛行を終えた塙氏と紫電改です。

審査員講習会の締めくくりミーティングが始まりました。
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講習会に参加された富嶽の会の飯田氏からご挨拶いただきました。
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鈴木委員長の挨拶です。

そのほかにも何人かの方々からスピーチをいただき、講習会は無事終了しました。
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ここからは当日飛行場で見たスケール機です。先ずは佐藤氏の4式戦です。
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テトラキットから作られたそうですが、きれいに作られていますね。
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高島氏のバリ・ビゲンです。めずらしい機体ですね。飛ぶところ見たかった。
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金田氏の?何て言う機体でしたっけ。お聞きするのを忘れました。
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手前から上田氏のPAカブ、吉田氏の紫電改ですね。
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池田(勝)氏の300HPカブです。天窓が開いてスイッチも中に?だと思います。
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塙氏の紫電改。胴体上部のハッチを外したところです。
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水平尾翼も取り外し式です。
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講習会が終わったら技量検定も行われました。
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風が強くなり、上田氏のカブはもみくちゃ!でも無事降ろして合格です。
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