6月12日 多発機・ヴィンテージ機の集い

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          6月12日(日)、多発機・ヴィンテージ機の集いが尾島スカイポートにおいて開催されました。
       
          曇り空の1日でしたが、強い日差しが照りつけず却って過ごしやすく、風も概して穏やかでビンテージ機でも十分飛行出来るまずまずの飛行日和
          でした。
          前スケール委員長の故星野雄司氏を偲ぶメモリアル・イベントである多発機・ビンテージ機の集い(フライ・イン)も今年は9回目を迎えました。
          今年は、最も印象的なビンテージ機に与えられる持ち回りの星野記念トロヒィーはフォッカーD6を飛ばした吉田氏が獲得し、また、多発機では
          陸軍100式司令部偵察機を飛ばされた新潟からお越しの渡辺氏が受賞されました。両機とも市販のARF機には無い機種でお二人の思い入れが
          伝わってきます。
          フォッカーD6は、新しい機体ではありませんが、それだけに手慣れた飛行で古典機らしい雰囲気を醸し出していました。他方100式司偵は細部
          まで手を抜かない大型機の作りとともに、重厚な飛行でもギャラリーを魅了しました。
          また、スケールフライト講習も行われ、何人かの方がご自分の愛機を飛ばし講習を受けられました。
          昼食後行われたミーティングでは、スケールスコードロンは単に集まってモデルを飛ばすだけの会では無く、国際的にFAI/CIAMと連携した
          NACである日本航空協会、日本模型航空連盟の受け皿組織として、日本選手権等を運営し、世界選手権大会に参加する方々を応援するために九州、
          関西の組織とも連携してスケール競技の振興という目的を持ちつつ行動することを再確認し、そのようなスタンスの上で、皆さんがより楽しめる
          スケールスコードロンにして行くため、どのように価値観を共有しながら活動をして行くかといった問題意識が提起されました。会員のみならず
          賛同者の皆さんの知恵もお借りしたいところです。
  それでは参加機の飛行振りなど当日の模様をご覧ください。
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機体を見て歩くのもスケール機の集いならではの楽しみです。
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良さそうなところに陣取って先ずはピットの設営です。
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朝のミーティング。今日のスケジュール、注意事項、賞品景品etc.
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鈴木代表の挨拶。星野メモリアルも早や9回、月日の流れは早いものです。  

故星野雄司氏を記念するため遺作であるウエストランド・ライサンダーが展示されました。

恒例の参加者と参加機の集合写真です。
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永島さんは、若林茂氏作製の中島式5型を飛ばしました。
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ダミーエンジン、板金叩き出しのスピンナー、カウリングなどまねの出来ない作りです。

1995年の製作ですが、素晴らしい飛行です。

星野記念トロヒィーを獲得した吉田さんのフォッカーD6が離陸しようとしています。
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胴体はフォッカー3葉に似ていて軽快な感じです。
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安定の良い飛行が印象的です。

第1次大戦初期のドイツ機に施された筋状の刷毛目模様も微かに見えます。

柳沢さんのカーチス・ジェニー、2張間の張線を張るだけでも大変そうです。
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飛行準備中のジェニーです。

密本さんのグラマンF3F、太い胴体が精悍です。
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密本さんの新しい3気筒自作エンジン、前作よりひと回り大きいです。
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どんな機体に搭載されるのでしょうか。楽しみですね。
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ダミーエンジンやアルミ板で作られた機首まわりがとてもリアルです。
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池田さんのホーカー・トムティットです。
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渡辺(敏)さんのアイランダー、双発エンジンが快調に廻り始めました。
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離陸開始です。

加速しながらカメラの前を通過します。
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緊張の離陸開始です。
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新司偵の如何にも高速機らしい機首です。

新潟からお越しの渡辺(敦)さんの100式司令部偵察機。今回多発機で受賞です。
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滑走路から浮き上がった瞬間です。
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力強く上昇して行きます。

脚を出してローパスです。

萩原さんのビーチクラフトC45が離陸を開始しています。
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ロールだってやっちゃいます。
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元気に飛びました。
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池田(勝)さんの零戦が離陸準備OKです。
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3枚プロペラは飛んでいても実機感がありますね。
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戦闘機らしい運動性です。
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エンジンの音が聞こえてきそうです。

着陸もきれいに決まりました。
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松本のアーキオプテリクスが着陸しようとしています。
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柳沢さんが機体のピックアップを手伝ってくださいました。
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午後のミーティングではスケールフライト・インストラクター制度の説明もありました。

故星野さんのライサンダーと星野記念トロヒィーの候補となる古典複葉機記念写真です。
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ヴィンテージ機の表彰状を受け取る吉田さんです。
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多発機の表彰状を受け取る渡辺(敦)さんです。

吉田さんが星野記念トロヒィーと表彰状を持ってライサンダーと記念写真です。
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後は恒例のジャンケンによる参加景品争奪戦です。
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プラグは参加した皆さん全員に行き渡りました。

と言うわけで最後は皆さん景品を片手に記念写真となりました。1日疲れ様でした。
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