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4月23日(日)、日本模型航空連盟主催・スケールスコードロン共催によるF4審査員講習会および技量検定制度の解説会が、 午前中は太田市の世良田行政センター会議室において、午後は尾島スカイポートに場所を移して開催されました。 また、講習会に参加されない方のために午前中は尾島スカイポートが定例のライト研究会のため解放されました。 午前中の室内講義では、鈴木スケール委員長より、4月初旬にスイスのローザンヌで開催されたCIAMのF4スケール規定改訂に関するテクニカル・ ミーティングの様子などが紹介され、引き続いて、規定書に基づきF4スケール競技における静止審査および飛行審査の勘所について、審査員経験者も 加わり説明および質疑応答がありました。更に今年後半に実施が予定されているF4スケールの技量検定制度について、制度の内容および制度導入に 至った背景などにつき解説がありました。 午後からの尾島スカイポートにおける飛行審査の講習では、受講者の皆さんが率先して模擬飛行演技に挑み、複葉機、第2次大戦の戦闘機・攻撃機、 はたまた双発旅客機と多彩なスケール機が次々と大空を飛びました。そうした模擬飛行を見ながら、機種に応じた飛ばし方の違いを踏まえた飛行審査の 注意点について説明、質疑応答があり、審査員を務める方にはもとより、選手として競技に参加しようとする方々にも大変有意義であったと思われます。 模擬飛行演技では、曇り空で上空を飛ぶ機体姿勢が見難くかったり、風も時折強まったり弱まったりと一定ではなく、狙いどおりの軌跡を描くのに 若干苦労された方もおられたと思いますが、そこはそこ、風のある場合のコースのとり方など学ぶ機会となったのではないでしょうか。 |
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午前中は世良田行政センター会議室での審査員講習会および技量検定制度の解説会です。講義を始める鈴木委員長。 | |
皆さん資料を見ながら熱心に聞いています。 | 公平な審査をするには規定に精通していなければならないので真剣です。 |
講義にも熱が入ります。 | 審査員経験者の村田さんが採点の仕方につき模型を使って説明しています。 |
午後は尾島スカイポートでの講習です。先ずは密本さんのDH−82タイガーモスが模擬飛行演技のため離陸します。 | |
飛行演技を見ながら審査のチェックポイントにつき説明が行われています。 | 村田さんの操縦で複葉練習機らしく飛ぶタイガーモスです。 |
曇り空で機体が見難いですね。 | 佐藤さんのツカーノが模擬飛行の出番を待っています。 |
模擬飛行演技を終えて帰還しました。 | お次は池田さんのスピットファイアーが出発です。 |
模擬飛行中のスピットファイヤーの精悍な姿です。 | |
艦攻らしく魚雷を搭載しています。 | 内田さんの天山艦攻も模擬飛行を行いました。 |
大勢の人が注視する中を飛ばすのは緊張するでしょうね。 | |
安定した飛行です。 | 渡辺さんもアイランダーを飛ばしました。 |
輸送機らしい落ち着いた飛行をするのも難しいものです。 | |
池田さんは疾風も飛ばしました。ゆっくりと離陸滑走を始めます。 | |
360度旋回を終えて低空を飛び去るところです。 | 助手の渡辺さんが手を放そうとしているところです。 |
次の模擬飛行が始まる間、鈴木さんが審査のツボについて話しています。 | |
タイガーモス。コックピット内の作り、ワイヤー類など細部の作り込みがスゴイ! | 翼間支柱の取り付け金具も本物らしく出来ています。 |
疾風の蝶型フラップが下げられていてます。 | 翼前縁と胴体が滑らかなフィレットになっているところも再現されています。 |
池田さんのスピットと疾風の組み立てが終了。 | 内山さんの天山。重そうな魚雷を積むと存在感が増します。 |
萩原さんがほぼ生地完成の零戦を持って来られました。 | マルタカのキットをだいぶ改造したそうです。完成が待たれますね。 |
と言うわけで無事に審査員講習会は終わりました。参加された皆様お疲れ様でした。 | |
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