7月6日 スケールフライト研究会

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         7月6日(日)、スケールフライト研究会が尾島スカイポートにおいて開催されました。
       
       
        南の海上では台風が発生し、梅雨前線の影響などから朝のうちは雨雲が低く垂れこめ景色が霞んで見える天候でしたが、時間と
       ともに空気中の水蒸気も消え、曇り空ではあったもののまずまずの飛行日和となりました。当日の参加者は、皆様の事情で欠席され
       た方が多く10数名でしたが、心配された暑さも曇りのためひどくなく、風も穏やかな一日を思う存分スケール機の飛行で楽しんでい
       ただけたのではないかと思います。
       
        恒例の朝のミーティングにおいて、高島副代表からいつもの安全飛行に関する注意に加え、「2.4GHzプロポを使用する場合、
       必ず電波安全協会の認定シールが貼られているものを使用することとされており、認定シールのない送信機を国内で使用すること
       は法律で禁止されている。スケール・スコードロンの飛行会においては、安全上の観点から認定シールのない違法送信機の使用を
       禁止するので、参加者各位は今一度そのことを確認いただきたい。」旨の注意喚起がありました。

        その後、参加された皆さんは、いつものとおり互いに助手を努める等安全に配慮しつつ、思い思いに飛行を楽しみ、F4競技種目の
       練習にも取り組んでおられました。また今回の飛行会では、ラジ技7月号を飾った石田氏の素晴らしい雷電や「富嶽飛行会」にも出場
       していた吉田氏のユニークな震電の飛行を見ることが出来たのも良かったと思います。
       それでは、当日の模様をご覧ください。

        スケール・スコードロンでは、スケール愛好家の皆さんのフライト研究会参加をお待ちしています。


       

朝のミーティングでは高島副代表より、認定シールのない2.4G送信機は使用禁止とすること、夏場の不時着機捜索は一人で行わないこと、などの安全上の注意がありました。
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いつものミーティング風景です。
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今日は曇り空なので受付もテントなしです。

石田氏の雷電です。スケールの4枚プロペラを付けると更に風格が増します。

斜め後ろから見た雷電はまことにどっしりとして頼もしい感じがします。
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操縦席内部を埋め尽くす無数の小物類が丁寧に作り込まれています。
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日本の戦闘機としては広々とした操縦席が大変見栄えがします。

石田氏が翼の取り付けをしています。翼下面の機銃取付け部カバーや爆弾懸架具などちゃんと作られていてすごい!
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エンジンがスタートし、誘導路をタキシングで離陸へと向かいます。
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離陸を開始しました。

脚を出してのローパスです。
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フラップを下げ着陸進入をしています。
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脚を引込め飛行中の雄姿です。補助カバーが片方出ていて少し残念。

吉田氏の震電の飛行です(動力は電動)。まことにユニークなスタイルで格好いいです。
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離陸後ぐんぐん上昇中です。
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慎重に離陸を始めたところです。

上空を通過する震電です。誰かが「双発機が後ろ向きに飛んでるみたい」と言っていましたが、シルエットを見るとそんな感じです。

高速で飛び去ってゆく震電です。特異な翼の配置ですが、とても安定した危なげのない飛行です。
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タキシングで機体を手元まで引き寄せた吉田氏です。
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震電がきれいに接地したところです。
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エレベーターの断面も工夫されています。
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エンテ型機では前翼と主翼との関係も重要なのでしょう。
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吉田氏はB29迎撃のために計画された閃電も飛行させました。
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閃電は計画だけに終わった機体ですが、これはCGによる想像図です
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閃電の背面飛行です。
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安定した着陸です。

永島氏が操縦しているMe263を皆さんが見ています。
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電動ダクトの機体ですが、ジェット機らしい飛びをします。
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脚を出してのスロー・ローパスも安定しています。

同じく永島氏が飛行させる若林氏製作のフォッカー・ユニバーサル輸送機です。
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非常な厚翼ですが、翼端に向かって薄くなっているのが良く分かります。
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レターリングや塗装に並々ならぬ技が込められています。
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これも永島氏のDHモスマイナー練習機です。
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きれいなスロー・ロールです。
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タテモノ演技です。
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実機感あふれる飛行です。

エンジンがストップしての着陸でしょうか。
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高島氏の空飛ぶ自動車コンベア・カーです。
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普通に飛んでいました。

中島氏のクリップド・ウイング・カブです。OS33DS搭載で元気に飛びます。
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高林氏の助手で中島氏がカブのエンジンをスタートさせます。
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低空をローパスしています。
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快いエンジン音で上空を通過して行きます。
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軽やかにロールしています。

高林氏のスピットファイヤーが脚を出し、フラップを下げてローパスです。
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スムースに旋回しています。
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スピットファイヤーの軽快な飛行です。

重田氏のノースアメリカンAT6テキサン、カラフルでおしゃれな機体です。
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テキサン練習機が離陸しました
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吉田氏の助手で離陸しようとしています。
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横尾氏と息子さんのピットです。親子の絆がうらやましいですね。
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横尾氏のライアンPT20練習機です。
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樋口氏のSバッハです。よく飛びます。
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飛行を終えてピットに戻るところです。
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上田氏のセスナ、電動小型機ですがGPSとジャイロを装備しています。
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松本氏のアーキオプテリクスです。一度飛びましたが、調整が不十分のようです。

2時半ごろ中締めとなりました。
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