11月23日 120クラスまでのスケールフライト研究会

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       11月23日(土)120クラスまでのスケールフライト研究会が尾島の飛行場で開催されました。
       
       
       当日の朝はカラッと晴れていたものの、思った以上に北風が吹いて寒かったので、参加者の皆さんから飛行コンディションを気遣う
      声もありました。でも地元在住の内田氏より「大丈夫、この風はもうすぐ収まるよ」との御託宣。実際にそのとおり風は徐々に静まり、
      その後は絶好の飛行日和となりました。
    スケール・スコードロンでは、このところF4スケール選手権大会やトンプソン・トロフィー・レースなど競技行事が立て込んでいたので、    今回の飛行会は久しぶりに自由にスケール・フライトを楽しめる機会となりました。参加者は20名程度とほぼ何時もどおりでした。    競技会の緊張を離れ、リラックスして練習用の比較的小型の機体でスケール演技飛行の練習を何回も繰り返す熱心な参加者が多く見られました。
    120クラスまでの飛行会は、近年スケール機も大型化の傾向にある中で、中・小型機を気兼ねなく飛ばせる飛行会という位置づけですが、    大型機も飛ばせる時間帯も設けてあり、今回も120クラス以下の単発機という枠からは外れる特例参加機として、片岡氏のロッキード    C−130、渡辺氏のノーマン・アイランダー、鈴木氏の1/3パイパー・カブの3機が参加し、大型機ならではの素晴らしい飛行で    ギャラリーを魅了していました。
    また、今回は、今年1年の締めくくりとしてスケール・スコードロンの総会が開かれ、スケール競技の一層の普及・振興を図るため、    明年のスケジュールとして、秋にスケール競技会を開催することが決められました。今から準備すれば十分間に合います。我こそはと思う方、    一度スケール競技に出て見ようかと思っている方、ぜひエントリーされるようお勧めします。
    今年のスケジュールはこれですべて終了です。来年少し暖かくなるころ、また楽しいフライト研究会等ををいろいろ計画しますので、    それまでに製作中の新作機を完成させたり、今年の飛行シーズンで活躍した愛機の整備をしっかりやっておきましょう。    それでは少し早いですが、皆様よいお年をお迎えください。

    スケール機の製作と飛行に興味を持っておられる方。スケール・スコードロンはいつでもあなたの参加を歓迎します。

飛行を始める前、朝の飛行場風景です。池田氏がスピーカーをセットしています。ご苦労様。
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朝のミーティングです。池田氏より安全なフライト励行、大型機の飛行時間帯などにつき注意がありました。
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会員の方からキット、エンジンなど素晴らしいグッズの提供があり、オークションされました。
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ゆったりと暖かい日差しの中で歓談のひと時です。
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寒い朝には暖かいコーヒーが何より。
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朝の一番手として飛行に向かう高林氏と助手の高島氏です。
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先の選手権競技にも出たお馴染みのスピットファイヤーです。

こうして見ると3枚プロペラで飛行する姿はすばらしい実機感です。
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競技会では忙しかった池田氏も、今日はフェアーチャイルドPT19を飛行させ楽しみました。
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タッチ&ゴーです。
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上空をスケール・スピードで通過して行きます。
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PT19が気持ち良さそうに飛んでいます。

飛行会の全景です。一番手前の4式戦疾風は今回初めて参加された青山氏の機体です。
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青山氏の疾風が上空を通過して行きます。
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離陸するところです。キットからの製作で丁寧に作られています。

内田氏のDH82タイガー・モスが飛行演技の練習をしています。
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緩い後退角の翼を見せてロール中です。
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如何にも英国機らしい落ち着いた色調が良いですね。

操縦する内田氏と見守る杉田氏です。太陽がまぶしいので低空で飛行させています。
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高島氏のスカイ・カー、自動車に翼を付けたこんな機体があったとは驚きです。
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実機もこんな軽快に飛んだのでしょうか。
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あれ!後ろのタイヤがありません。離陸のとき落としたようです。
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それでも安定した姿勢でアプローチです。この後無事着陸しました。
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杉田氏のミス・アメリカ・マスタングです。機首をチョット下げた姿勢の水平飛行。これが実機の飛びです。
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戦闘機らしい軽快な飛びっぷりです。

ロー・パスです。
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杉田氏はミスアメリカの他、紫電改も持参されました。
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ウエザリングもすばらしい紫電改ですが、今回は飛行しませんでした。

中島氏のDH82タイガー・モスです。プロペラのようすから離陸ではなくタッチ・ダウンのようです。
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スモークを引きながらの飛行です。
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タテモノの演技を開始するところかな?

ダイナミックなスモーク飛行で写真からも快い爆音が聞こえそうです。

永島氏が持参された若林氏製作になる伝説の零戦です。くすんだ色ですが歴戦の実機はこんなだったのでしょう。
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当時の零戦の飛行を彷彿させます。
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経年による部品落下のため不時着後、回収された零戦です。
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永島氏は電動ダクテット・ファンのMe262ジェット戦闘機も飛ばされました。
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発泡のARFとは思えない迫力ある飛びでした。

石田氏のF4Uコルセアが飛行準備完了です。
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ちょっと傾いたが直ぐにたて直し上昇して行きました。
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逆ガル翼は飛んでいても独特のカッコよさです。
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上空を通過するコルセアです。
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石田氏はいつもの零戦も持ってこられました。

密本氏は自作3気筒エンジン搭載のグラマンF2F艦上戦闘機を持参されましたが、エンジン不調のため残念ながら飛行は無しでした。
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密本氏の自作機はいつもアイデア満載です。この機体も多気筒エンジンを始動しやすいようにカウリングがパックリ開けられます。
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飛行は電動P38ライトニングで楽しまれました。飛行を終えて電池の交換でしょうか。

樋口氏のミステリーシップの飛行です。
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レーサーのスケール機でありながら普通に飛ばせるARFとのことです。
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樋口氏がこんな小さくても飛ぶんだぞと言っています。
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佐藤氏がスホーイ45でスケール飛行演技を練習しています。
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輝くすすきの穂をバックに着陸しようとしています。
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スホーイ45のゴキゲンな飛びです。
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オッと危ない!アルバトロス戦闘機とニアミスです。
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横尾氏のメッサーシュミット109戦闘機が着陸のため脚を出しています。
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スコードロン会員の中でも親子でRCを楽しめるのは横尾氏だけ。
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桜井氏がP47サンダーボルトのエンジンを始動しています。
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着陸後のタキシングでしょうか、お腹はあらかじめ取って飛行したのかな。
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安部氏が佐藤氏を助手に飛行演技の練習をしています。
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安部氏の零戦の飛行です。
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寺門氏のDH60ジプシーモスの整備です。
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カウリングを開けると何と直列4気筒エンジンが。スゴーイ!
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アーキオプテリクスが離陸しました。でもその後アクシデントで小破。
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松本氏が杉田氏の助手でアーキオプテリクスを飛ばそうとしています。

これからは特例参加の大型機です。まずは渡辺氏のノーマン・アイランダーが池田氏の助手で離陸開始です。
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上空を実機を彷彿とさせる飛びで通過します。
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安定した姿勢で進入コースをキープしています。

パーフェクトな接地姿勢です。
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片方のエンジンを止めてタキシング中。
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無事帰還したアイランダーを囲んで皆さん飛行の余韻に浸っています。

片岡氏がロッキードC130を飛行させようと準備をしています。

C130が爆音をとどろかせて離陸開始です。

飛行場正面をローパスから上昇に移ります。
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着陸進入コースを真直ぐに入ってきます。
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操縦する片岡氏やギャラリーの前を通過しようとしています。
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無事着陸しタキシングで戻ってきます。
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無事帰還した機体に片岡氏も満足そうです。!
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鈴木氏が村田氏の助手でパイパーJ3カブを離陸させようとしています。
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1/3ともなると組み立ても大変です。

サイトーFG57ツインのエンジン音を聞かせながら大空に雄飛するパイパー・カブです。
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アプローチ・コースをゆったりと降りてくるカブです。
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滑走路上をローパスするカブです。エンジン音にしびれます。
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昼休みを利用して総会が開かれ、まず会計担当池田氏より会計報告があり、
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次いで鈴木代表より来年スケジュールにつき発議があり、了承されました。

今年最後の飛行会はこうして無事終わりました。参加者の皆さんは楽しんでいただけましたでしょうか。来年もまた尾島でお会いしましょう。
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