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去る10月13日(日)、秋のトンプソン・トロフィー・レースが尾島スカイポートにおいて 開催されました。 トンプソン・トロフィー。レースは、このところ好天候に恵まれず、昨年秋に続いて今年春も強風などのためレースを 行うことが出来ませんでした。そのため今回は、昨年4月以来、ほぼ1年半ぶりのレースとなりました。 当日は、台風24号の過ぎ去った後で風はかなり強かったものの、さわやかな秋晴れに恵まれ、ベテラン・クラス10名、 キャンディテート・クラス3名、計13名の選手が参加され、和気藹々とした中にも熱いレースを展開しました。 少し残念だったのは、午後から更に風が強まり風速13メートルを超える程に達したため、選手の皆さんにもお諮りし、 ベテラン・クラス、キャンディテート・クラスとも第3レースは取りやめることとなったことです。強い風の中、 4サイクル50クラスの小型機で皆さん着陸には相当苦労されたようですが、幸い大破に至る機体はなく、楽しんでいただけ たのではないかと思っています。 トンプソン・トロフィー・レースは、スケール競技に参加されたことのない方にもスケール競技の感覚を味わい、慣れ親しんで いただければと考え出されたものです。 トンプソン・レースの特色は、4サイクル50クラスエンジン搭載の第2次大戦中のウォーバード・スケールモデルによるレース ですが、レース順位だけでなく、スケール競技規則に則った静止審査および離着陸審査の結果も加えた得点で評価する点です。 また、その得点ポイントはレース順位30、静止審査(スケール機としての作り)30、離着陸審査40(離陸、着陸、各々20ポイント) となっており、改造なしのARF機で参加しても、またレース自体にそれ程自信がない方でも十分楽しめるようになっています。 次回は来年になりますが、写真を見ていただいても判るとおり、肩肘張らないレース競技ですので、初めての方もふるって 参加されますようお待ちしています。 |
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恒例の記念撮影です。久しぶりのレースで皆さん意気込みが感じられます。 | |
本部テントにはトロフィーや景品などが並べられています。 | ピットではレース開始まで、暫し寛いだ時が流れています。 |
レース・ダイレクターの牧氏が配置に付いています。 | いよいよレース開始です。 |
ベテラン・クラス1位、ベスト・ラップ賞に輝いた秀氏の4式戦疾風の雄姿です。 | |
パイロンを旋回中の疾風です。 | レースを終了し脚を出しています。 |
疾風が接地した瞬間です。 | 滑走停止後、愛機を取りに向かう秀氏。 |
ベテラン・クラス2位の高林氏の零戦がパイロンを旋回しています。 | |
高林氏のピットです。 | さァ、エンジンがかかりました。 |
零戦が発進しようとしています。 | レースを展開中の零戦です。 |
キャンディテート・クラス3位の佐藤(公)氏のP51Dムスタングが離陸を開始しました。 | |
ムスタングの垂直旋回です。 | パイロン上空を旋回しています。 |
レースを終えて着陸態勢に入ったムスタングです。 | 強い風に煽られて傾きましたが無事着陸です。 |
キャンディテート・クラス1位の萩原氏の零戦がレースに臨みます。 | |
萩原氏が零戦をスタートさせました。 | 青空を疾駆する零戦の雄姿。 |
パイロンを旋回すべく翼を翻す零戦。 | 無事レースを終え帰還です。 |
キャンディテート・クラス2位の石田氏の4式戦疾風が風の中慎重に着陸姿勢をとっています。 | |
疾風が助手の手を離れて離陸です。 | 速度を増して上昇旋回中です。 |
ARFだそうですが、いろいろなデテールを追加製作しています。 | レースを終えて愛機とともにリラックス。 |
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ベスト・スタティック賞を獲得した内田氏の3式戦飛燕です。愛犬家の内田氏は滑走路に入った犬を避けようとして・・・ | |
上空を高速で通過する飛燕です。 | パイロンの上を急旋回中です。 |
語らいながら次のレースに備える内田氏。 | 翼のパネルとリベットです。 |
キャンディテート・クラス3位、坂本氏のスピットファイヤーの離陸滑走です。 | |
エンジンがスタートしました。 | 上空を通過するスピットファイヤー、インベイジョン・ストライプが目立ちます。 |
低空での旋回です。 | 風に注意しながら滑走路に進入しようとしています。 |
尾久戦隊は猪苗代方面で作戦中のため、一機だけ参加した菱沼氏の紫電改がファイナル・アプローチに入っています。 | |
好調な飛行です。 | パイロン・ターンも軽快です。 |
立川氏の疾風とデット・ヒートを演じる紫電改です。 | ピットで羽根を休める紫電改。 |
野路氏のフォッケ・ウルフFw190が離陸を開始しようとしています。 | |
スロットルを全開し加速しています。 | 上空を軽快に飛行中です。 |
審査員の上ではありません。カメラマンがコースの下から撮ったのです。 | 山の稜線を背景に飛行しています。 |
浅賀氏が零戦のプレ・フライト・チェックをしています。 | |
こういう姿勢で突入する零戦の写真がありましたっけ。でもこれは着陸のやり直しです。 | 風が強くなってきて着陸は大変です。 |
パイロンを旋回中の零戦です。 | レースを終えた愛機を運ぶ浅賀氏です。 |
佐藤(章)氏のカーチスP40が垂直旋回に入っています。 | |
倒立エンジンのプラグ・ヒートはちょっと面倒です。 | 助手の方がGO!の合図を待っています。 |
風のためアプローチには神経を使います。 | 羽根を休めるP40。 |
立川氏の銀色の4式戦疾風です。 | |
助手の佐藤氏が疾風を滑走路に。 | 山のシルエットを背景に離陸上昇中です。 |
直線での高速飛行中の疾風。 | 着陸コースをキープして。 |
池田氏の3式戦飛燕が離陸をはじめました。 | |
池田氏が前方を見据えスロットルに手をかけています。 | 離陸しました。 |
草むらに不時着しましたが、すぐに救出。 | 零戦とともに出番を待つ飛燕です。 |
午後になって暫くすると風がますます強くなり、ミーティングの結果、第3ラウンドは行わないことに。 | |
風速計は13.8mを指しています。 | 第2ラウンドまでの得点をもとに結果発表です。 |
キャンディテート・クラス1位の萩原氏の受賞です。 | キャンディテート・クラス2位の石田氏の受賞です。 |
キャンディテート・クラス3位の坂本氏の受賞です。 | ベテラン・クラス3位の佐藤(公)氏の受賞です。 |
ベテラン・クラス第2位の高林氏の受賞です。 | そしてベテラン・クラス1位受賞の秀氏は、合わせてベスト・ラップ賞にも輝きました。 |
ベスト・スタティック賞は内田氏が受賞されました。 | 以上の結果、トンプソン・トロフィーは秀氏の腕に抱かれることとなりました。 |
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