9月22日 F4 日本選手権関東地区大会

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         去る9月22日(日)、F4C・F4Hスケール・モデル日本選手権、関東地区大会が尾島スカイポートにおいて
       開催されました。
        
        
        F4C/F4H日本選手権大会は、1年おきに関東地区、関西地区、九州地区に分かれて開催されており、今年の大会は、
      15回目になります。       
        今回の日本選手権大会では、スケール・モデル機を作製し、飛行させることのできる方が減少傾向にある昨今の状況に鑑み、
      素晴らしいスケール機を製作出来ても加齢などのため、モデル機の飛行には自信があまり持てない方にも競技参加の道を開き、
      ひいてはスケール人口の減少傾向を防ぐ一助ともなればとの趣旨から、F4Cの競技において代理飛行を認めるという
      大胆な試みを実施しました。
        ただし誰でも代理飛行を認めるのでは無く、スケール委員会で決めた基準に則って代理飛行が認められ、飛行得点からは10%
       が減点されます。
        このような条件と減点の結果、日本版F4Cを適用する地区大会での優勝は認めるが、航空協会/日本模型航空連盟の承認
       を得て認証される第15回F4Cスケール日本選手権大会の選手権者からは除外されます。
      
    当日は、終日穏やかな天候に恵まれ、F4Cは9名(うち3名代理飛行)、F4Hは8名の方々が選手としてエントリーされ、
   競技会ならではの快い緊張感を味わいながらも、幾分ゆったりで和気藹々としたスケール機競技大会の雰囲気を楽しまれたのでは
   ないかと思います。

    このような競技会には、裏方となって働く大勢の方々の協力が無くしては参加者の皆さんに喜んでいただけるスムースな運営は
   できません。ご協力いただいた方々に改めて感謝申し上げます。

    選手権といっても「スケール」の場合は、肩肘張ったものではなく、どなたでも参加できます。
   このHPを見てこの程度の機体なら自分でも出来ると思っているあなた。
   次の大会までにスケール競技の飛行演技を練習してご自慢の機体で参加しませんか。

        
        
       
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朝早くから参加選手の皆さんが飛行場に到着。さっそく愛機の準備です。
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ピットに自分の場所を確保し愛機を運び込みました。
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ゼッケンなど準備を整え、エントリー受付の放送です。
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少し混雑する受付風景です。
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朝のミーティングの始まりです。
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吹き流しとともに日本航空協会の旗が大空にはためいています。
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太田市を代表して富嶽を飛ばそう会会長正田氏からお言葉をいただきました。
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続いて日本模型航空連盟会長代理として鈴木氏から挨拶がありました。
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仙台地区スケール副委員長金子氏から震災時の支援への感謝を踏まえた挨拶です。
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大会役員池田氏によるパイロット・ミーティングがありました。

恒例の記念撮影です。前には大会参加機が所狭しと並べられています。

まず、F4C競技の最初に密本氏のタイガーモスを鈴木氏が代理飛行しました。競技を行う空域の目ならしを兼ねた飛行なので選手の皆さんが見ています。
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バレル・ロールでしょうか。
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ゆったりとした練習機らしい飛行です。
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ローパス飛行しています。
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愛機とともに記念写真に納まる密本氏です。

渡辺氏のノーマン・アイランダーです。代理飛行を立てての参加ですが、F4C地区優勝です。
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いつもながらの実機さながらの安定した飛行です。
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低空をフラップを下げて通過して行きます。
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飛行を終え、滑走路わきに停止したアイランダー、鈴木氏と渡辺氏です。
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操縦席内部を窓から垣間見たところです。随所に匠の技が。
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飛行禁止の審査員席のラインを監視するラインズマンの方です。
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金子氏のソッピース・トライプレーンが離陸を開始です。

F4C2位のトライプレーンの美しい上昇飛行です。
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鳥とのランデブー飛行の様に見えますが、距離は離れているようです。
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縦もの演技での降下飛行です。

静止審査を受けるトライプレーンです。

F4Hで優勝した石田氏の零戦がエンジンを始動しました。
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零戦がキャノピーを開けて飛んでいます。
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ちょっと暗かったのですが、この角度からのゼロはかっこいいので。
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飛行演技の最後をきれいな着陸で決めました。
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静止審査を受ける零戦です。

低空を飛行する井島氏のタイガーモス。F4H3位入賞です。
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静止審査を受けるタイガーモスです。大変きれいに作られています。
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側面のアップです。
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操縦席のドアを開けたところです。
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井島氏がタイガーモスを運んでいます。

久保脇氏のビーチクラフト・メンターが滑走路に向けてタキシングしています。
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メンターが離陸を開始しようとしています。
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脚を引き込ませつつ離陸上昇中のメンターです。
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エンジンが止まってデッドスティック・ランディングをしようとしています。
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うまく着地に成功するところです。
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コックピットまわり。細部にわたり忠実に作られていてため息が出ます。
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さすがに静止審査得点トップ、脚の作りは実機そのものです。
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飛行審査員の方々です。お疲れ様。
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ピットで出番まで寛ぐ選手や関係者の皆さん。

静止審査台に置かれたF4C3位入賞の井場氏のニューポール28です。
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これから飛行演技を行おうと滑走路に向かっています。
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離陸を開始しています。
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低空を通過中です。カラーフルな塗装が引き立ちます。
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もう一枚の飛行ショット。

F4Hにエントリーされた池田氏の4式戦疾風が離陸しようとしています。
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重戦闘機らしいどっしりした飛行です。
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ループの降下飛行でしょうか。
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演技の最後を飾る着陸もきれいに決まりそうです。
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演技を終えて助手の方とともにピットに戻ります。
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F4Hに参加された及川氏が3分の1ソッピース・パップを前に「どうだデカいだろう」と言っています。
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大会スタッフの柳沢氏に支えられて静止審査機体受けるパップです。
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飛行中のパップ。翼が透けてきれいです。
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あれ、プロペラが止まっています。
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きれいに作られていますね。
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審査員の前を高林氏のスピットファイヤーが離陸地点に向かいます。
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離陸開始です。

ハイスピード・ローパスを決めているスピットファイヤー。
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選択演技。高林氏はF4H2位に入賞です。
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着陸姿勢保ちつつ滑走路に接地するまで気を許せません。。

F4Hに挑戦する大友氏と愛機ジプシーモスが飛行スタートの合図を待っています。
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タキシングで審査員の前を離陸開始地点に向かいます。
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離陸しました。
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快いエンジン音を響かせて飛行中です。
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深いグリーンが如何にも英国調でこの機体に似合います。
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F4Cの寺門氏がパイパーL4を移動中です。
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代理飛行を行う内田氏が見守る中飛行準備です。

軽飛行機らしくふんわりと接地の瞬間です。
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離陸しようと加速中です。
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審査員の前を飛ぶパイパーL4です。
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内田氏のタイガーモスが飛行演技に向かうところです。
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操縦する内田氏と助手を務める寺門氏です。

F4Cの飛行演技を行うため離陸上昇中のタイガーモスです。
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上空をゆっくりとロールして遠ざかります。
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最後の着陸まで気を抜けません。
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静止審査を受ける坂本氏のライサンダーです。上昇中のスピットも。
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飛行演技へ。助手の内田氏が垂直尾翼を持って。

個性的なスタイルを見せながらF4Cの演技を飛行中のライサンダーです。
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飛んでいるところは魅力的ですが、如何にも作り難そう。
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静止審査中のライサンダー。
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村田氏のエアロスバルがF4Cの飛行演技に向かいます。
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離陸に向け滑走を始めました。

スクラッチの新作機で、まだ飛ばし込んでいないとのこと。
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ほぼ4分の1の機体はこうして見るとデカい。
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大きくても丁寧に作られています。
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これから離陸しようとするF4H浅賀氏のフォッカーDr1です。
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ARF機改造機ですが、実機の刷毛目迷彩塗装の再現を試みています。

フォッカーDr1が快調に演技飛行をしています。しかし、この後なぜかエンジンが飛行中に故障。
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これであきらめず代替機パイパー・パウニーで競技続行。根性ですね。
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パウニーの飛行です。向こうでカラスの群れも応援?

F4H佐藤氏のスーパーステアマンです。ARF機ですがとてもきれいな機体でよく飛びます。飛ばす人が上手いからか。
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離陸しようと加速しています。
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軽快に飛ぶステアマンです。
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飛行演技を終え戻って来たステアマン。助手は立川氏。
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応援団の皆さんと記念撮影です。
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これは番外の参考展示モデル、故星野氏ライサンダーです。
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尾翼の付け根の具合などスゴーイです。
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比較的小型の機体なのにスティッチングも丁寧に作られています。
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操縦席回りも言うに及ばず。

全ての競技が滞りなく終了し結果の発表がありました。
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F4C受賞者の方々。左から2位金子氏、優勝渡辺氏、3位井場氏。
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F4H受賞者の方々。左から2位高林氏、優勝石田氏、3位井島氏。
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審査員で活躍された村田氏のお嬢さんからメダル贈呈です。受け取るのは井場氏。
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金子氏が嬉しそうに受け取っています。むろん他の受賞者の方々もです。と言うわけで関東地区選手権も無事終了しました。

最後に日本航空協会の旗を囲んで記念撮影です。この大会に向けて力を結集した選手、サポーター、役員の方々が最高の笑顔を見せています。
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