6月30日 120クラスまでのスケールフライト研究会

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       6月30日(日)120クラスまでのスケールフライト研究会が尾島の飛行場で開催されました。
       
       
        入梅時のことでもあり、参加者の皆さんが集まる午前8時頃は霧雨がしょぼつく空模様でしたが、幸い雨は直ぐに止み、風も殆どない
       小型機にとっては良いコンデションに恵まれ、思う存分愛機の飛行を楽しむことが出来ました。
    120クラスの飛行会は、近年スケール機も大型機が多くなり、小型機をお持ちの方は肩身が狭く感じられることもあるのではと思われる    ことから、そのような方々にも気軽に参加していただこうという趣旨で開いているものです。小型機主体の飛行会のため、参加者は20名を    少し上回るほどでしたが、参加機は30機とかなり多く、2機目も持って楽に参加出来るというのもこの会のメリットかもしれません。
    120クラス単発という本飛行会の枠からは外れる言わば特例参加機には、片岡氏のC−130、坂本氏のマーチン・マーリン等が    ありました。この2機はいずれも3mを超す素晴しい自作機で、多発大型機ならではの重厚な惚れ惚れする飛行を披露し、参加者の喝采を    浴びていました。

    また、飛行会を管理する立場から、池田氏からマイクで、危険防止のため滑走路から手前には絶対に飛ばさないよう、また、地域の人たち     からの騒音の苦情に配慮し昼休み時間は飛行しないよう注意のアナウンスがあり、皆さん改めてそのことを心に留めて飛行していました。

    この秋は日本選手権競技会など日程が立て込むため、次回フライト研究会は8月4日と10月13のトンプソントロフィー・レースの後11月     23日に予定されています。少し長いブランクがありますが、それだけにまたの再会の時には選手権に出られた方々の体験談やら、秘密の     ベールを脱いで登場する新作機の初飛行などが期待出来そうで楽しみが増します。

    スケール機の製作(出来れば自作、キット)と飛行に興味を持っておられる方の参加も大歓迎です。

飛行を始める前に恒例の集合写真です。

柳沢氏のエアロスバルです。マーキングや塗装のトリミングも実機に忠実に描かれています。
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フラップを下げきれいに接地するところです。
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安定した姿勢です。

石田氏の零戦と重田氏の疾風が並んで駐機しています。両機とも実機を彷彿とさせるラインです。
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重田氏の疾風がB29迎撃のため上昇して行きます。
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飛行中車輪が落ちたため脚を引っ込めたまま慎重に胴体着陸します。
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前回の飛行会での破損をきれいに修復した石田氏の零戦です。
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石田氏の2機目F4Uコルセアの始動。佐藤氏が助手です。

永島氏が持参された若林茂氏がその昔作られた伝説のフィーゼラー・シュトルヒです。
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 25エンジンをベルトで減速し大きなペラを廻しています。
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迷彩塗装の境目や布貼りに塗られた塗装の汚れなど実機感がすごい!

蜜本氏の自作3気筒のエンジン耐空試験機テスト機がまさに離陸しようとしています。
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真剣な表情でエンジン調整をする蜜本氏。
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元気に離陸しました。次回はF3F戦闘機の飛行が見られそう。

初めて参加された桜井氏がP47を発進させようとしています。
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きれいに離陸しました。
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エンジンの慣らしのため脚をだしたままゆっくりとローパスです。

大友氏のDH60ジプシー・モスです。落ち着いたグリーンの胴体が如何にも英国機です。
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目の前をスケールスピードで通過して行きます。
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安定した優雅な飛びっぷりです。

高林氏のスピットファイヤーがフラップを下げて着陸しようとしています。カウリングでエンジンとマフラーが隠されています。
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中島氏のタイガーモスのローパスです。
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上空を通過しているところです。

墜落!ではありません。スモークを吐きながら上空を飛行しているところです。
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野中氏のP47サンダーボルトがタキシングで滑走路へ。
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エンジン全開で加速中です。4枚ペラが実機感を盛り上げています。

横尾氏親子がピットで飛行準備に余念がありません。親子で楽しむ時間を持つ。うらやましいですね。
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Me109が離陸しました。
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お二人の連携もばっちりです。
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佐藤氏のスーパーステアマンが離陸です。スケールフライトの練習に熱が入っていました。
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練習飛行から帰ってきたステアマン。
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大友氏のエアロンカC2が草原で翼を休めています。向こうでは蝶々も飛んでいました。
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エアロンカがバンクして旋回です。
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樋口氏のミステリーシップです。パイロットのブタ君も得意そうです。
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レーサー機らしいスタイルが良いですね。
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高島氏のオールドタイマー機がゆっくりと上昇して行きます。
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最近の電動小型スケール機とオールドタイマー機。よい対照ですね。
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松本氏のアーキオプテリクス。翼端がオールフライングのエレボンになっています。
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この日は風もないので安定して飛んでいました。
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浅賀氏のアグワゴンが練習飛行に出発です。
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デッドスティック・ランディングです。
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安部氏の可愛らしいフライベビーが軽やかに離陸です。
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タキシングで帰って来たところです。
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永島氏の電動ダクテッド・ファンのMe263ジェット戦闘機です。
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ジェット機らしい飛びをします。

片岡氏が外国から購入した図面とレーザーカット部材から4年がかりで自作したC−130です。飛ばすまでの組み立ても大変です。

威風堂々とタキシングしています。
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離陸滑走を開始しました。
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4基のレーザー72エンジンが全開で大きな機体をぐんぐん加速させます。
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基地周辺で撮影した実機の写真を彷彿とさせます。
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理想的な姿勢で着陸しました。お見事!

坂本氏のマーチン・マーリンの発進です。助手の大友氏は機体が傾かないよう尾翼を抑えています。

坂本氏独特の工法により機体が比較的軽いせいか軽快に上昇して行きます。
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マーリン飛行艇の特徴がよく判る傾きでローパスしています。
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無事着陸と思ったら翼端フロートが取れてしまったようです。
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村田氏が最近入手したワコーです。コックピット回り等スケール細部を追加しています。
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ワコーがタキシングで滑走路に向かいます。
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今回は飛びませんでしたが、渡辺氏のアイランダーはいつ見ても美しいです。
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高島氏より中締めの挨拶があり、楽しかった飛行会も幕を閉じました。
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