KFCスケール・フライインとF4C,F4H競技会

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       2012年秋のKFCスケール・フライインとF4C/H競技会が10月14日(日)に開催されました。
        
        今年の夏の暑さを忘れさせる澄んだ空気と微風という絶好の天候の元、広大な木津フライングクラブ飛行場を使用させて頂き、
       上記の自由飛行会および、F4C,F4H競技会が開催されました。
      
       今回は飛行会、競技会と同時に日本模型航空連盟によるスケール競技の審査員講習会も同時開催され、スケール規定の確認、
       最新情報のお知らせの機会を持つ事ができました。
       
        参加された機体はARFあり、キットからの製作や、完全スクラッチ製作の機体までバラエティー豊かな内容で、 開会式の後は
       木津の空は常時数機のモデルが飛び交い、空には空きが無いほどの高まりを見せて秋空の下で飛行を楽しんでおられました。
       昼前後にはF4C,F4H競技も開催され、こちらにもARF、自作までの幅広いスケール機がスケールフライトに挑戦し、競技なら
       ではの、普段はあまり感じる事の無い特別の緊張を楽しんでいました。
       
       このフライインおよび競技会は、KFCの大井会長はじめ、クラブ員の方々のご協力と、ライン進行のスタッフの皆様のご尽力で、
       大変スムースかつ安全に行われ、楽しく素晴らしい大会となりましたこと。関係者のご尽力に改めて御礼を申し上げます。
       
       それではフライインを中心に、競技会の模様など当日の模様を紹介させて頂きます。
        
         平成25年の秋にはスケール日本選手権地区大会が開催されます。
        九州地区、関東地区と並んで、関西地区でもこのKFC飛行場にて開催されるので、スケールファンの皆様方は
        是非とも参加されて楽しんで下さい。
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集合写真です、ご覧のように絶好の好天です。広大な飛行場、好天、微風という3拍子揃った条件に恵まれ、 これでダメならフライヤーが〇い!です。

待機場にギッシリと集まった素晴らしいスケール機の群れ。手前はマスタングのエンジンをスタートするKFC会長の大井氏。

待機場で飛行を待つスケール機。手前の機体は珍しいマッキ200、後方はスピットファイアとウェザリングの素晴らしい零戦。
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本日競技の審査員を行う池田氏の挨拶と同じく寺門氏。
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大井会長も交えて競技の概要を説明しています。
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愛機飛燕に燃料を入れる名古屋からお越しの国広氏。
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珍しいマッキ200は大阪からお越しの岡本氏の愛機。
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美しいセスナ182は松阪からお越しの房木氏の機体。
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岡山の片山氏はマスタングに夜間飛行用のLED電球を付けていました。
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井岡氏の疾風がエンジンスタート、飛行に入ります。
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ヘルパーを務めるのはベテラン山下氏。
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素晴らしい迷彩塗装が良く分ります。
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国廣氏の飛燕が離陸に入ります。
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同じく飛燕が完璧な姿勢で離陸滑走中です。
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旋回する飛燕。タダタダ格好良いシーンです。
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高木氏の零戦22型。素晴らしい塗装仕上げだ!
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可愛らしいスターレットも2機参加しまて同時飛行を見せてくれました。

岡山から参加されたパイロンのベテラン佐々木氏と巨大なP−47。今日はF4H競技にも参加して楽しんでいました。
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P−47が離陸に入ります。
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広大な滑走路にぴったりのサイズでしょうか?。
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ゆったりと離陸滑走に入るP−47。
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P−47実機の雰囲気を遺憾なく発揮しています。

これは珍しいマッキ200のモデル、大戦中のイタリアの戦闘機です。中央が製作者の岡本氏、ヘルパーを務めるのは高木氏です。
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マッキ200が離陸前の点検をしています。
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離陸滑走に入りました。カウルのブリスターが目立ちます。

巨大な電動ダクト機B−787を前に歓談する皆さん。

木津飛行場の空狭しと飛行するB−787機。電動でこのような大型機が飛行出来るとは10年前には考えられなかった。
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完璧な離陸滑走の姿勢を見せるマッキ200。
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村上氏の電動B−60Duke。その名の通り品格のある美しい機体だ!
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飛行するB−60Duke。
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青空をバックに美しい姿を見せるB−60Duke。
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こちらは池田氏のフェアチャイルドPT−19。
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山の木々を背景に着陸に入るフェアチャイルドPT−19。
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サイト―125の完璧なアイドリングでプロペラ先端が見えます。
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井岡氏の疾風です。バレルロールの演技中でしょうか?
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岡本氏のF8Fベアキャット。独特の平面形を見せています。
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同じく特徴ある太い胴体を見せて飛行するF8Fベアキャット。
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上の写真と同様に平面形を見せるF8Fベアキャット。
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完璧な姿勢で着陸する井岡氏の疾風。
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国広氏の飛燕が離陸します。
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岡本氏のマッキ200がフライバイしています。
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イタリア機の迷彩が良く似合います。
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独特の胴体形状を見せながら飛行するマッキ200。
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完璧な青空をバックに着陸態勢のマッキ200。
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地上に影を映して、安定した素晴らしい着陸です。
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高木氏の零戦22型が離陸に入ります。
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実機らしい感じで加速しています。
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尾輪も上がり理想的な姿勢で加速しています。
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トルクで流れないように、しっかり右ラダ―を切っています。

高木氏の零戦21型と22型。写真ではよく分らないが、素晴らしい表面仕上げをはじめ出来栄えはトップクラスでした。

F8Fベアキャットと、珍しいマッキ200を飛行させた岡本氏。独特の迷彩と主翼の斧をあしらった空軍マークが珍しい。

ジェット機、ダクト機、複葉機、大戦機、双発機、アクロ機など、いろいろな機体が集まったピット風景。
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可愛らしいエアロスバルFA−200も参加しました。
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山下 一郎氏のミニサイズ零戦。驚異的な超細部仕上げです。
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離陸に入ります。
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風に向かって離陸滑走です。
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綺麗な姿勢で離陸しました。
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今中氏のスピットファイアが離陸に入ります。

村上氏のFA−18スーパーホ―ネット。EDF2基を装備し、映画トップガンを彷彿させる素晴らしい飛行を見せてくれました。
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FA−18スーパーホ―ネットの整備をする村上氏。
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ギミック豊富な機体です。
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まずは風防の開閉からです。
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序々に閉まります。
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完全に閉まりました。
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次は主翼の折畳です。
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写真は段階的に展長ですが、実際は無段階です。
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展長しています。
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完全に展長しました。
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前後縁のフラップも下がります。
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フラップを上げている所です。
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両エンジンの排気ダクトも動きます。
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排気音を響かせて出発です。
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実機感満点の地上滑走です。
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離陸開始です。迫力を感じる姿勢です。
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フライパスするFA−18スーパーホ―ネット。映画の1シーンのようです。

こちらも電動ダクトのB−787です、実機通りに翼端のそり上がりを見せています。ANAの塗装が綺麗ですね。
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飛行前の点検をしている今井氏。
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離陸滑走を開始しました。
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速度がついて浮揚直前です。
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着陸直前です、鶴の様な主翼が印象的です。

春のフライインに持参された山下 一郎氏が製作中の力作、富士T−1ジェット練習機。今回は細部工作を紹介致します。
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コクピット部分です。
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前席の様子です。エジェクション・シートの工作が細かい!
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エジェクション・シートは本当に作動するのでしょうか?。
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主脚取付部です。強度をあげるためのスパー配置が分ります。
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エルロン作動部の様子です。
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尾部回りはかなり複雑な機構になっています。
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胴体側面の空気ダクトが分ります。
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主脚はロバート社のものを基本としているそうです。
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フラップ回りです。強度が必要な箇所なので苦労されているようです。
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これは風防の枠だそうです。勿論開閉式にするそうです。
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前から見た首脚と主脚回りです。
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機首ダクト入口と受信機メカ搭載部分です。

本日併催されたF4C,F4H競技で飛行させる中本氏と零戦。こうして見ると零戦の特徴を良く表現した機体なのが良く分ります。!
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審査に先だってジャッジペーパーを提出しています。
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離陸地点に向かう大岩氏のF4ファントム。

完璧な姿勢と高さで着陸寸前のF4ファントム。高速のジェット機を着陸のストライクゾーンに持ち込むのはかなりのスキルが要求される。
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ターボジェットの轟音?を立てて離陸に入るファントム。
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フライト中の大岩氏。コーラーも燃費を考えながらアドバイスでしょうか?
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ジェット音を響かせながらフライパスしています。
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テキパキと演技を終えた後に着陸。ブレーキを効かせています。
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中本氏の零戦が出発します。
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飛行する中本氏とコーラーの佐々木氏。
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ジャッジ席の寺門、池田、高木氏。
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F4Hに参加の井岡氏が疾風のエンジンをスタート。
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慎重にエンジンの調子を見る井岡氏。
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いよいよ出発位置に付きました。
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疾風が離陸滑走を開始しました。
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飛行する井岡氏。心地良い緊張に包まれて…でしょうか?
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審査員にジャッジ・ペーパーを提出する山下氏。
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山下氏の零戦が風に向かって離陸します。

ジェットの排気音を響かせる離陸直後の大岩氏のF4ファントム。迫力のあるショット。!
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ジョークを交えたスピーチが得意なKFC大井会長です。
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F4H優勝杯を獲得した中本氏とKFC大井会長氏。
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岡本氏はベストフライト賞を獲得。
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人気投票一位は高木氏が獲得。
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村上氏はベスト・メカニカル賞を獲得。
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井岡氏はKFC特別賞を獲得しました。

F4C優勝の大岩氏、F4H優勝の中本氏を囲んで受賞された左から村上氏、高木氏、中本氏、大岩氏、井岡氏、岡本氏。
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