剣持 雄二氏

      
私の模型歴     剣持 雄二    72才 貿易会社勤務

物心ついて早々の模型少年で、最初は鉄道模型、次にゴム動力の模型飛行機、更にUコン、フリーフライトと
模型製作に明け暮れた日々でした。
16才の原付免許取得に伴い、次はモーターサイクルに突入、18才に大型自動二輪免許取得に伴い、当時花
形のトライアンフ、BSA等の英国製のモーターサイクルの魅力に取り憑かれ、この趣味は現在も進行中です。
模型への復帰は1970年頃、アメリカからスロットレーシングがやってくると、これに没頭、当時全盛のボ
ーリング場に併設されたサーキット通いが続き、次にR/Cエンジンカーが導入されると、次はこれに没頭、
レース主催団体の結成迄に入れ込みましたが、ある日、レース場に仲間が持ってきたR/C飛行機に触発され
一気に模型飛行機熱が再発、グライダー、スポーツ機、セミスケール機と突き進み、現在はスケール機、特に
ウオーバードに熱中しています。
私は現在ガソリンエンジンを愛用していますが、これはパワープラントとして信頼性、耐久性が抜群で、これ
は本来実用エンジンとして各分野で鍛えられてきたので、当然と言えることです。確かに模型用として設計さ
れて居ませんので、鑑賞に値するタイプではありませんが、駄馬のごとく信頼に応えてくれます。
又、重量が有る事もスケール機、特にテールヘビーに成りがちなウオーバードにはデメリットにはならず、ノ
ーズにデッドウエイトを取り付けるあの最も嫌な作業をしなくても済む事は最大のメリットです。
人は年齢を重ねると櫛の歯が欠ける様に友人が少なく成るのが世の常ですが、私の場合スケールスコードロン
のお陰で同好の士が増えつつあるのは無常の喜びです。

      
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P−47サンダーボルト
剣持氏の得意とするガソリンエンジン搭載の大型スケール、P−47サンダーボルト
 
      
    スケール・スコードロン事務局から 剣持 雄二 氏 の紹介です。

以前から立川基地を中心にラジコン機を飛ばされていたグループであったTMA(立川模型愛好会)の中心的な
存在であった剣持氏に初めてお会いしたのは、富士川で開催されたエアワールド誌主催のスケールモデルフライ
インの時でした。
当時スケールスコードロンは故星野氏を中心に、現在の尾島スカイポートを活動の場としてスケールモデルのフ
ライインを企画しており、幸いに故星野氏と剣持氏が以前からのお知り合いだったこともあり、TMAとの共同
企画でイベントを立ち上げました。
これがスケールスコードロン活動の始まりで、その後は色々な変遷、とりわけスケールモデル界は中国製ARF
の洪水や国内外のキットメーカーの減少等、模型界の激動を経ながらも「スケールの原点は永遠・・・」との想い
を抱きながら現在に至っています。
剣持氏の持ち味は、勿論ガソリンエンジン付きの大型機、それもウオーバードに尽きます。
言葉は悪いのですが、ご自分で飛行させているときには、年令からは想像できないようなパッションを感じます。
10才は若く見えると云っても過言ではないほど格好が良いシルバーリッチに加え、モダンなセンスの持ち主で、
新しい技術を積極的に取り入れる姿勢には感心させられます。
これからも温和な人柄とモダンなセンスで、元気にスケールスコードロンを指導して戴きたいと願っています。 

      
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ロッキードP−38ライトニング
 立川基地で、大型のロッキードP−38ライトニングの飛行準備をする剣持氏。
 
スホイー26
スホイー26曲技機、1997年頃、立川基地を使用できたTMA時代 
 
モリセイ・ブラボー
横田基地のフライインに参加したモリセイ・ブラボー、当時のシグ社キットから製作。
 
ワコーYMF複葉機
 谷和原の飛行場とワコーYMF複葉機 
 
スチンソン・リライアント
   同じく谷和原飛行場時代のスチンソン・リライアント 
 
P−51Dムスタング
 剣持氏を代表する大型ガソリン機の典型、P−51Dムスタング、谷和原にて。
 
パイパー・カブ
 フロートを装着した水上機仕様のパイパー・カブ、西湖にて。
 
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