リパブリックRC−3シービーは戦時中P−47のテストパイロットを務めたパーシバル・ホプキンス "スペンス"スペンサーにより1943年に設計された。 リパブリック社は戦後のスポーツ機としての将来性に着目し、エアカーの権利を1943年に買収、直 ちに全金属性のRC−1サンダーボルト水陸両用機の開発を開始し、1944年11月に最初の機体が 完成し、設計者スペンサーによって初飛行を行った。 最初の生産型RC−1は1945年11月にニューヨークのファーミングデール工場の生産ラインを離 れ、その後1946年3月に最初の生産型RC−3が完成し、7月に最初のRC−3がリパブリック社 からカリフォルニアのランキン航空に引き渡された。 リパブリックRC−3シービーは1974年にはジェームス・ボンド・シリーズの黄金銃を持つ男にも 出演しており、2006年の時点で250機のリパブリックRC−3シービーが現存している。 諸元 乗員 パイロット1名、乗客3名 全長 8.36m 全幅 11.48m 最大離陸重量 1417Kg エンジン フランクリン水平対向 215馬力 最大速度 236Km 航続距離 830Km |
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