グラマン・ウィジョン

      

  グラマンG−44ウィジョン
  グラマンG−44ウィジョンは、6人乗り小型双発飛行艇で1940年に初飛行した。
 この機体はG−21グースの小型版で、当初は民間の市場を狙ったが、大戦中には海軍と
 沿岸警備隊で捜索、雑用機として使用された。
 生産型は海軍で対潜哨戒機として使用され、海軍、沿岸警備隊はJ4Fと呼称され、陸軍
 でもOA−14の呼称で使用した。 計266機が製作され、176機が軍用として使用
 され、イギリス海軍でもゴスリングの呼称で使用された。生産は1941年から1955
 年まで行われ最終的に345機が生産された。
 写真の機体は、アラスカ・アンカレッジのメリルフイールドおよびヘリテージ博物館で撮影。
   諸元一般
      乗員  1名
      乗客  5名
      全長  9.47m
      全幅  12.19m
      最大離陸重量  2.5トン
            エンジン  レンジャー L−440C−5
                        倒立直列6気筒 200馬力 × 2基
      性能
          最大速度  257Km
          航続距離  1481Km

      
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