フェアリー・スォードフイッシュ
フェアリー・スォードフイッシュの原型TSRU型は、イギリス海軍のためにフェアリー社に
より設計、製作され、1934年4月17日に初飛行した
折り畳み式の主翼と羽布張りの主翼をもつ雷撃機として、1936年にイギリス海軍に就役し,
戦争中はタラント軍港襲撃、ドイツの戦艦ビスマルク撃沈など、多くの戦功をあげ、大戦後半
は対潜訓練機として使用された。
フェアリー・スォードフイッシュは、1930年代に設計されたにもかかわらず、いくつかの
改良型を経て戦争が終わるまで使用され、1945年5月に退役したが、生産数は約2400
機に達した。
爆弾、魚雷、機雷を始め、何でも運んだスォードフイッシュは、奥様方の買い物籠になぞらえ
て"ストリングバッグ"とも呼ばれた。
諸元一般
乗員 3名 パイロット、偵察員、無線士/銃手。
全長 10.87m
全幅 13.87m
全備重量 3.500Kg
エンジン ブリストルペガサス 空冷星型
VM.3型 690馬力 または
XXX型 750馬力
性能 最大速度 222
航続距離 879
武装 ヴィツカース7.7mm固定機銃 × 1
ヴィッカースまたはルイス7.7mm旋回機銃 × 1
RP−360ポンド ロケット × 8
爆弾 760Kg × 1 または 魚雷 700Kg × 1
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