スーパーマリン・ストランレアー

      

     スーパーマリン・ストランレアー
スーパーマリン・ストランレアーは1930年台にスーパーマリン社で設計されたイギリス空軍
最後の複葉飛行艇で、1933年に契約され、当初は820馬力のブリストルペガサスを装備し、
ストランレアーとして知られ、計57機が生産された。
機体構造はジュラルミン製で、艇体は金属板張り、主翼は羽布張りだった。
最初の試作機は1934年の10月にイギリス空軍に引き渡され、その後量産型が作られたが、
これには920馬力のペガサス10が装備されて、1936年の12月に初飛行した。 
本機は1937年に作戦に参加し、対潜水艦や輸送船の護衛に従事し、第二次大戦の開始時には
、いまだ多くが使用されていたが、1941年3月に第一線から引き上げられ、その後1942
年の10月まで訓練に使用された。
カナダ空軍でもスーパーマリン・ストランレアーを沿岸警備と対潜水艦に使用し、何機かは戦後
にブリティッシュコロンビアのクイーン・シャーロット航空で旅客機として1957年まで使用
された。
       諸元一般
  
                乗員 6−7名
           全長 16.7m
           翼幅 25.9m
           エンジン  ブリストルペガサス  920馬力× 2
         性能
               最大速度   265Km
           航続距離 1610Km
           武装    3× 7.7mm機銃、 爆弾又は機雷454Kg 

                        
      
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