コードロン・シムーン

      

   コードロン・シムーン
コードロン・シムーンは1930年代のフランスの4席旅客機で、郵便機として使用された。
この機体は多くの長距離飛行記録飛行にも使用され、1936年12月12日に飛行家の
マリー・バスティーは、ジャン・メルモーズ号でオルリーからダカール更にブラジルの
ナタールまでの3100Kmを平均時速264Kmで飛行し、同じく飛行家のマルセル・ド
レーはパリから東京へ2回目の長距離飛行の試みで日本に到達したが、悪天候のため不時着
したことなどが知られている。なおドレーの飛行に関する資料は現在新橋の航空会館に展示
されている。
第二次大戦ではフランス軍で連絡機として使用され、各型合わせて総計 571機が生産さ
れた。
       諸元一般
          乗員  1〜2名
          乗客   2名
          全長  9.10m
          全幅  10.4m
          最大離陸重量  1.380Kg
          エンジン  ルノー・ベンガジ 6Q−09 
                直列6気筒 220馬力
       性能
          最大速度 300Km
          航続距離 1.500Km

      
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