パーシバル・プロボスト


  パーシバル・プロボスト
パーシバル・プロボストは、1950年台のイギリス空軍の低翼単葉、固定脚尾輪式、並列座席の
初級練習機で、パーシバル社の技師ヘンリー・ミリサーにより前作パーシバル・プレンティスの代
替として設計された。1950年2月24日に初飛行し、長期にわたる使用実績の後に1969年
に退役したが、その設計はターボ・ジエット装備のジエット・プロボストに継承された。
試作機はアームストロング・チーター18エンジンを装備していたが、その後の増加試作機と生産
型ではアルビス・レオニーディス126に替えられた。
最初の生産発注は1951年に行われ、1953年にイギリス空軍に就役した。パーシバル・プロ
ボストは前者のプレンティスに比べ2倍以上の出力を持ち、より高い性能と運動性をもっていた。
1956年までに総計461機が生産され、1960年台にジエット・プロボストに変更されるま
でイギリス空軍で初級訓練機として使用された。
        諸元一般
              乗員       2名
              全長       8.73m
              翼幅       10.7m
              全備重量   1.995Kg
              エンジン   アルビス・レオニーディス126  
                           空冷星型 9気筒 550馬力
              性能
            最大速度   320Km
            航続距離   1.020Km
            航続時間   4時間

      
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