コンヴェアPBYカタリナ

      

 PBYカタリナ 
PBYカタリナは、コンベア社で設計、開発され1930年代―1940年代にかけて使用された
アメリカの代表的な飛行艇で、当初は軍からの開発提案に対し、コンベア社とダグラス社の競作と
なったが、コンベア社のXP3Y−1は1935年の3月28日に初飛行し、良好な性能を示し、
更なる改良型のXPBY−1は900馬力のR−1830を装備して1936年の5月19日に初
飛行し、5541Kmの長距離飛行記録をたてるなどの高性能を示し、PBY−1として海軍に採
用され(PBはパトロールボート、Yはコンベア社)1936年の10月に配属が開始された。 
PBYカタリナは、爆雷、爆弾、魚雷と50口径の機銃と搭載し、対潜哨戒、船団護衛、貨物輸送,
救難機として第二次大戦中にあらゆる局面で広く使用された。  
アメリカ海軍は、大戦中に7種類もの飛行艇を使用したが、PBYカタリナはもっとも多用され、
総生産数は4051機に達した。
写真はサンデェゴ博物館、イギリスのエアショー、およびアラスカの博物館の展示機を示す。 
        諸元 一般
          乗員   8名    パイロット、偵察員、機関士、機銃手
          全長   19.46m
          全幅   31.70m
               最大離陸重量 16.066 Kg
               エンジン プラットアンドホイットニー R−1830 
                         空冷星型 1200馬力 × 2
              性能   最大速度 314Km
               巡航速度 201Km
               航続距離 4030Km
               武装   30口径機銃 × 3、50口径機銃 × 2
               爆弾 又は 爆雷  1814Kg



      
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