Ｅｄｇｌｅｙ　オプテイカ

オプテイカの計画は１９７４年にイギリスのJhon Edgley  によって設立されたEdgley 航空によってはじまり、
小さなチームで設計、製作がはじまった。
１９８２年に企業家達が生産ラインをウィルツシャーのOld Sarum 飛行場に設立した。
続く３年の間に会社は完全な生産能力を備え、監督官庁 の認可を受け、最初の顧客への機体が引き渡された。
　この成功にも関わらず、フル生産への新たな投資はなされず、事業は管財人の手に任され、Edgley は退社し
　、新しいオーナーの下で生産ラインは復活し、オプテイカは実用化された。
アルーエットヘリコプターを連想させる全面透明な前方キャビンは、パイロットと乗客に２７０°のパノラマ
と真下方への視界を与えた。
エンジンはライカミング水平対向で、固定ピッチのダクト・ファンを駆動するがダクト・ファンの故にこの
機体は非常に静かだった。
この機体はその特異な形状からバグアイ（昆虫の目玉）とも呼ばれた。
オプテイカは１９７９年の１２月１４日にライカミングIO-320 １６０馬力を装備して初飛行し、その後より
出力のあるライカミングIO-540に変更され、１９８３年に生産に入った。耐空証明は１９８５年の２月に交付
された。
オプテイカ工場は何度かオーナーシップを変えたが、その間にスプリントという派生型も製作された。
オプテイカとスプリントは他のオーナーの手を渡り歩いたが、２００７年に投資家たちはJhon Edgley に新会社
をまかせることとなった。
２００８年の３月に新会社は成功裏にオプテイカのイギリスにおけるデモンストレーターとして復活させた。　

　　諸元一般
　　          　乗員　　　　　　１名
　　　　　　　　乗客　　　　　　２名
                翼幅　　　　　　１２．０ｍ
　　　　　　　　最大離陸重量　　１．３１５トン
　　　　　　　　エンジン　　　　ライカミング　IO-540  ２００馬力
　　　　　　　　性能　　　　　　　最大速度　　　　２１３Km
　　　　　　　　　　　　　　　　　航続距離　　　　１０００Km