スチンソンL−1

      

スチンソンL−1ビジラント

1938年にクリーブランドエアレースでデモをしたシュトルヒに対抗し、シュトルヒの性能に匹敵する機体を
求めたアメリカ陸軍が競争試作させた機体。採用されたスチンソン・モデル74は主翼前縁全域にわたる自動
スロット翼とスロッテッドフラップを装備していた。

この機体にはYO−49の名前が与えられた。初飛行は1940年の7月15日に行われた。
シュトルヒのむこうを張った低速、離着陸性能は、機体の全長の距離で着陸出来、強風の中では風に向かうと
バック出来るほど低速性能が良かった。
多少胴体が長くなり装備も変更された機体は正式採用されてO−49の名称が与えられ、その後1942年4月に
観測機O−49からL−1連絡機となった

カナダ、イギリスでも使用さた、生産は324機で打ち切られ、L−5センチネル、L−4グラスホッパー
が任務を遂行した。

諸元一般

   乗員  3名
   全長  10.44m
   全幅  15.52m
   最大離陸重量  1.542Kg
   エンジン  ライカミングR680−9空冷星型9気筒 295 馬力

   性能    最大速度    196Km
         上昇限度    3900m


      
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