三菱局地戦闘機雷電


 三菱J2雷電
三菱J2雷電は、第二次世界大戦で日本海軍によって使用された陸上戦闘機で、高高度爆撃機に対抗
することを意図したため、機動性を犠牲にして速度、上昇性能、武装に重点をおいて設計された。
抵抗を減らすために、搭載された三菱の火星エンジンは長いカウリングの後ろに収納され、エンジンの
冷却には延長軸と強制冷却ファンを使用し、形態上からは特徴のあるずんぐりした機体となり、パイ
ロットの視界は悪かった。最初の生産型はエンジン、機体の振動問題解決に手間取り、試験および改良
には、ほぼ一年かかったが、問題解決後は日本本土爆撃に飛来するB−29スーパーフォートレスの
迎撃に活躍した。
資料写真はアメリカ、カリフォルニアのプレーンズ・オブ・フェイムで撮影。

     諸元一般
      乗員     1名
            全長     9.95m
            前幅    10.80m
            全備重量  3.482トン
            エンジン  三菱火星  14気筒エンジン  1820馬力
            最大速度  615Km
            武装    4 × 20mm機関砲

      
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