ハミルトン・メタルプレーン

       
ハミルトンメタルプレーン水上機

 ハミルトン・メタル航空機会社は1926年にボーイング社に合併されるまではアメリカ初期の全金属機を製作しており、H-45,H-47は
 その製作機の一部です。
 両方のタイプともユンカース機のようなアルミニューム波板外板が特徴で、高翼式の主翼は半片持ち式で一対支柱が胴体から近い位置で
 主翼を支えている.
 胴体側面はフラットで主翼下には乗客用の大きな窓があり、乗員の出入り口は主翼前方のハッチを使用する。
 両機とも9気筒のプラットアンドホイットニー星型エンジンのワスプ(450馬力)とホーネット(525馬力)を装備
 初飛行は1928年で、フロートも装備でき、総計46機が生産された。

 両機とも1928年には乗客と郵便サービスに使用され、1930年代にはパナマ運河周辺で大西洋と太平洋を結ぶコースに使用され、
 30分の飛行は最速の大陸横断飛行と呼ばれた。
 陸軍にも採用されたが、不適切な使用により破壊された
 1939年にはハワードホークス監督の映画「翼を持つのは天使のみ」に使用された。
      
       最大速度 233キロメートル 航続距離 966キロメートル  翼幅 16.59メートル

      
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