RAF Be−2e

      

 RAF BE2e
BE2はイギリスの単発、複葉、二人乗りの複葉機で、ジョフリー・デハビランドによって
BE1の開発型として設計され、ジョフリー・デハビランドその人がテストパイロットとし
て、1912年の2月に初飛行をおこなった
当初は偵察機として生産が開始され、1914年の8月26日にはじまった第一次大戦中に
RFC(王立航空隊)によって使用された。
最終の生産型BE2e は1916年にフランスに送られた
1917年に入るとBE2eは前線から引き上げられたが、その後は本国防衛の戦闘機や練
習機として戦争が終わるまで使用され、約3500機が製作された。
BE2は運動性が良好だが、欠点としてエンジンの出力不足と安定性の不足があり、加えて
当時のパイロット訓練は甚だしく不十分だったので、安定した飛行機が不可欠な状況となった
1916年の時点では、BE2eは厄介な存在となった。
写真の機体は、イギリス、コスフォードの空軍博物館、およびロンドンの帝国戦争博物館所属。 
    諸元一般
  
      乗員      2名 パイロット、偵察員
      全長      8.31m
      全幅      11.28m
      最大離陸重量  972Kg
      性能
           最大速度  116Km
           航続距離    320Km  
           武装  7.7mm ルイス機銃×1、
                   爆弾 102Kg


      
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