ブレゲー14

      

  ブレゲー14
ブレゲー14は、ルイ・ブレゲーによって設計され、最初の試作機はブレゲーAV・タイプ14
として1916年11月21日に最初の飛行をおこなったフランスの複葉爆撃、偵察機で、第一
次大戦中にフランスに続き、ベルギーとアメリカからも注文があり、第一次大戦の終了までに
5500機のブレゲー14が生産された。
構造はそれまでの木製機とは異なり、金属を大量に使用して大量生産が行われた最初の飛行機で、
金属構造は同じ強度で木製よりも軽い機体を作ることを可能とし、結果として当時の戦闘機を凌
駕する速度を持っていた。  
戦後も大量に生産され、1928年に生産が終了した時までに、全ての型を含めて7800機が
生産された。
終戦後も民間型が製作されて多数が使用され、「星の王子様」サンテクジュベリで有名なラテコ
エールの航空会社でも使用され、1932年まで106機のブレゲー14がサハラ砂漠地帯への
飛行に使用された。

        諸元一般
       乗員 2名
       全長 8.87m
       全幅 14.36m
            最大離陸重量  1.536Kg
       エンジン   ルノー 12 300馬力
      性能  
       最大速度  175 Km
       航続距離  900Km
       武装    ヴィッカース 7.7mm 固定銃
             7.7mm ルイス旋回機銃 × 2
                         爆弾  300Kg


      
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