エアロンカC−3

      

エアロンカC−3 
エアロンカC−3はエアロンカC−2の発展型でエアロンカE−113、36馬力エンジンを装備し、2人乗りの操縦席は飛行教育に
適しており,その容易な飛行性能のゆえに多くの人は5時間の同乗訓練で単独飛行することができた。
C−2、C−3ともにその滑空性能と緩やかな着陸速度のゆえに、動力付きグライダーと呼ばれ、更に独特の形状ゆえに愛称空飛ぶ
バスタブと云われた。
1935年のC−3は1895ドルで、安価のゆえに良く売れ、1935年のみでも430機のC−3が生産され、500機目の
エアロンカがすでに生産ラインを離れていた。
C−3の生産は1937年に主翼を支えるストラット支柱が無く、シングルイグニッションシステム、速度計の欠如などが指摘され
FAA(連邦航空局)の新しい強度規定を満たさないことで生産は中止された。
しかしながら、当局の指示で生産は中止されたが、飛行の継続は許可された。
    
               翼幅    10.98m
               最大速度  152Km
               航続距離  322Km


      
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